動き続ける先に、素敵な舞台が待っていたんだ 【夕刊ミノ】『BRUTUS』プロジェクトチーム
こんばんは、箕輪編集室『BRUTUS』プロジェクトチームのフジイカズシです。9月1日(日)の夕刊ミノは、2日に発売する『BRUTUS』900号、真似のできない仕事術特集 BOOK in BOOK 箕輪編集室責任編集「心を奪う仕事術」についてお伝えしていきます。
やり続けたから参加できた
私は普段、会社員とフリーランスの両方で印刷系デザインの仕事をしています。箕輪編集室には今年の1月に入会し、デザインチームで活動してきました。
7月に箕輪編集室内で『BRUTUS』プロジェクトが立ち上がった時、「ぜひデザイナーとしてプロジェクトに参加してほしい!」と声をかけていただきました。まさか、あの有名な『BRUTUS』に関わることができるとは...。
今回のプロジェクトは、推薦がなければ参加できなかったわけではありません。こうやって声をかけていただいたのは、6月に行われた箕輪編集室2周年記念冊子の制作に参加したことや、なによりこの半年間デザインの活動をやり続けてきたからだと思っています。動き続ければチャンスが来る。箕輪編集室はそんな場所ではないでしょうか。
本気の遊び心、本気のヴィジュアル
このプロジェクトは当初、箕輪編集室を怪しく紹介する方向で進んでいました。僕も見開き2ページのデザインを担当していましたが、その案は流れていきました。
実際には掲載されませんが、せっかくなので流れたメインヴィジュアルをこちらに掲載させていただきます。イメージはフリー素材で、顔だけみの編漫画部の小林 美桜さんに描いていただいて合成しました。
最初の流れから仕切り直しになり、再スタートしたのが今回の「心を奪う仕事術」BOOK in BOOKです。自分は8ページ目を担当しました。
雑誌と言えば、レイアウトのデザインをすると思っていたのですが、雑誌だとなかなか掲載されないようなヴィジュアルメインのページです。ヴィジュアルを作るのが好きな自分にとっては、正直ラッキーでした(笑)。
ここで内容を詳しくお伝えすることはできませんが、カッコいい映画のポスターみたいなページになっています! しかも、よく見てみると「あれ? なんだこれ(笑)」ってなるようなヴィジュアルです!
すぐに構想はできたので作るのも早く、初稿の段階で仮のヴィジュアルを提出しました。打ち合わせでは、箕輪さんから「すごい! もうできてる。しかも、良い! このページで使っている俺の写真を別のにしたらもっといいね!」という感じで、ほぼ一発OK。
そこからメディアチームの森川亮太さん、大竹大也さん、Ken Adachiさんに協力をいただき、写真差し替えや文字変更などをして、より面白く、精度を高くする作業を経て完成させました。遊び心ありつつ本気のヴィジュアルを作ったので、ぜひ雑誌を買って見ていただきたいです!
このページには多くの人が協力してくれた
今回のようなメジャーな雑誌に関われることは、会社員の自分にとってもとても貴重です。メジャーな雑誌の作り方や進行方法、ルールやノウハウなどを知ることができて、とても貴重な体験になりました。
そして、自分の担当した8ページ目は、少ない時間の中で箕輪さんを始め、原稿を書く人、編集する人、現場で指示を出す人、写真を撮る人、制作する人、校正する人、みんなが頑張ってくれたからできたページです。
しかも、これだけの作業を同じ会社でもない、まったく違う場所から集まった人たちがオンライン上のやり取りで進めるというのは、前代未聞ではなかったでしょうか。
実際に不安材料もたくさんありました。きっちり完成させることができたのは、この箕輪編集室からなるこのプロジェクトチームに、それだけ素晴らしい人が集まっているからだと思います。
みんなで作り上げたことを嬉しく、そして誇りに思います。
今回のプロジェクトは、動き続けた先に素敵な舞台があるということを実感させてくれました。
そして、2日発売の『BRUTUS』900号、ぜひお手にとってご覧ください!
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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com
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