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周りが理解しなくても、楽しいことに没頭しろ

こちらは7月21日に宮崎で開催された「地方×編集力」と題した講演会の書き起こし記事です。

壮大な茶番に価値がつく

司会:人の目を気にせず失敗を恐れないためにはどうしたらいいと思いますか?

箕輪:成功体験の問題だろうね。小さくやってもしょうがないんだよね。もっとバーンと自分をさらけ出して成功すれば、もうそのパターンでいけるはず。

あとよく言われるのは、教育だよね。言われたことをその通りにやった人が褒められるという洗脳はなかなか解けないよね。なんでかって言うと、高度経済成長の時代は勝ちパターンが決まってたから。

「右向け」と言われて右を向く社員のいる会社が強かった。それで、60歳で退職金をもらうという幸せの価値観だよね。単純にそれが幸せとされてきたけど、今素直に右向く奴はロボットに代替される。

人間に何ができるかと言ったら、ロボットが絶対に発想しないようなことだよね。なんでそんなことやるの? 好きだからやってるんですみたいな。あまりにも人間的じゃん。でも、それに共感が集まるとビジネスになっていく。

オンラインサロンも何をやってて、何を売りにしているかよく分かんないじゃん。(箕輪編集室は)僕の生き様とか雰囲気を売ってる。僕が芸人と格闘技で戦うこともみんなが楽しんで応援に来たり、試合前に流す映像を作ったりしてて。

今僕がやってることは最先端すぎて、意味分かんないとか大学のサークルみたいなもんだよねと言う人がいる。けど、多分この2、3年ものすごい勢いで変化が起きる。そしたら世の中の多くの人間がやるべきビジネスは、意味分かんないことやただ楽しいことに集約されると思う。

だって、それ以外は機械がやった方がいいんだから。で、意味分かんないけど面白いっていうことにとんでもない価値がつく。だって、格闘技の試合の時にスポンサーを募ったら100万くらい集まったからね。最初に映像を15分くらい流して、試合を2分やることに100万もらうってもう壮大な茶番じゃん。

会場:(笑)。

司会:本人が言っちゃうんですね。

箕輪:でも、人間は茶番のためにしか生きない。産業革命って何だったかと言うと、工場で機械が動くようになって、人間がそんなに働く必要がなくなった。それで、何が起きたかと言うとスポーツとかが生まれたの。

あの当時、スポーツを見ていた人たちは何これ? って思ってたと思うよ。サッカーとか玉蹴ってるだけじゃんみたいな。でも今スポーツ選手ほど稼げる仕事はないからね。だから、AI革命とかが起きた時に「え、何これ? 箕輪って遊んでいるだけじゃん」みたいに思われることをやる。

遊んでる人ほど金を稼げるようになるのは明白だから。自分の欲望とか好きなことに忠実になって「この人夢中で面白いな。だから箕輪さんをめっちゃ追いかけよう」みたいな。そういうのが商売になっていくんだよね。

例えば、1時間空いた時にパソコン開いて編集なんてやってたら誰もついてこないよ。編集なんか誰にやらせても大体同じような本ができるんだから、僕はカニを追いかけますよ。

会場:(笑)。

司会:(講演前に)カニを見つけてすごい追ってましたね。

やりたくないことを意識的にやってみる

箕輪:これって鋭い人は全員気づいてて、ホリエモンも最近祭りばかりしてる。前田裕二も最近スタイルを変えてきて、「意識的に心がわくわくすることを選ぼうと思ってる。どの企業でも経営者が楽しそうだとお客さんも社員もついてくるから、楽しそうなことをやるのをむしろ計算的に重視してる」って言ってた。

そういう時代になると右向け右の人は他者を巻き込めないからきついよ。でも、その事実に気づいているだけでも強いから、どんどん好きなことをやっちゃえばいい。本当にバカになってみればいいんだよ。絶対に死なないんだから。

今日から好きなことだけやっても絶対に死なないし、支援者が出てくる。僕の人生はずっとそうだよ。いろんな人に怒られるかなと思いながらも我慢できないからやりたいことやって、気づいたらみんなが協力してくれてる。だって、編集者がずっとトレーニングしてるとかおかしいでしょ。

司会:普通、編集者が芸人さんと殴り合いはしないですね。

箕輪:今僕に影響されていろんな編集者がTwitterで色々言ってるんだけど、お前らが僕っぽいことをやってる時にこっちはもう格闘技の試合に出てんだぞと。

会場:(笑)。

箕輪:絶対追いつけないでしょ。お前らリングに立てんのかと。

司会:その壁はすごい厚いと思いますね。

箕輪:どんどん意味が分かんないことをやり続けるって方が強い。少し前に「ホリエモンがR-1選手権出場」みたいなニュースを見て、目を疑った。で、いろんなマスコミとかから僕に電話がかかってきた。

「どういうことなんですか?」って聞かれて「ちょっと分かんないんですけど、多分ホリエモンってAIとか得意だから、そういう大喜利とかやるんじゃないんですかね」みたいなことを言ったの。でも、ホリエモンのネタを見たら、思いっきり小学生の格好して短パンにランドセル背負ってて。

会場:(笑)。

箕輪:ネタがベタすぎてAIとか何も関係なかった。その瞬間「なんで自分はこんなに斜めから物事を見てんだ、だせぇ」って思った。こんなにやりきってるホリエモンが本当カッコいいなってちょっと涙流すくらい。で、R-1なんで出たんですかってホリエモンに聞いたの。

そしたら「俺は、1年に3回は絶対こんなのやりたくねぇよってことをやろうと思ってんだよ。それで、R-1とフエルサブルータに出た」と。あと1個は何か忘れたけど、もうビジネスとか関係ないんだよ。なんで若い起業家がホリエモンに憧れているかって言ったら、ホリエモン自身が腐ってない、老害になってない。だから、そういう人は強いよね。

1個だけでも周りがキャラ違くない? って言うようなことをやればいいんだよ。常に新しい自分を発見するために、無茶なことができない人はむしろ自分に課して、キャラ違くない? って周りにびっくりされるようなことを年に1回はやってみるって決めちゃえばいいんじゃない?

それだけでだいぶ発想も行動もアクティブになると思う。全然絵画に興味ないけど、パリ行って美術館巡りするとかでもいいと思う。その結果、くそつまんねぇとかでもいいんだよ。いろんな経験した方が楽しいんだからやってみればいいんだよ。

***

テキスト 佐々木信行 壁井裕貴
編集 橘田佐樹
写真 Ogawa Yukie


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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/

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