チームで取り組んだからこそ、みんなの強みを見つけられた ~『戦略と情熱で仕事をつくる』発売記念 ライターインタビュー後編~ #情熱戦略
オールみの編で作成された、『戦略と情熱で仕事をつくる』(著者・松永直樹)が7月24日、ついに発売を迎えました。
今回はブックライティングを担当した、ライターチームリーダー・橘田佐樹さんと運営メンバーの柴山由香さんにインタビューを行ない、同書籍のライティングにまつわるエピソードを伺いました。インタビュアーは、著者の松永さんと編集者の木村香代さん。
箕輪編集室の運営メンバーであり、箕輪さんの秘書でもある柴山さん。
ブックライティングを橘田さんに依頼したのは柴山さんから。そこには、どんな想いがあったのか。
*こちらの記事の前編はこちら
経験を積める機会をつくりたい
柴山:みの編で私が何をやりたいかと言うと、箕輪さんに対してサポートしたいのと同じで、佐樹のような子たちのサポートをしたい。今回のように、みの編はいろんな経験を積む場であってほしいと思っているので、それにつながる情報を持っておけるようにしたいんです。
例えば佐樹は以前、「書くことで食べていきたい」という話をしていた時期があるので、そういう機会があればつくっていきたいと思っていました。だから、きむ姉(木村さん)から話があった時に、佐樹のことは頭に浮かんではいましたね。ライティングで食べてくのは、激戦だと思うから。
松永:そうですね。
柴山:ブックライティングできる人は少ないって、さすがに私も箕輪さんのそばにいて知っていたので。
木村:ブルーオーシャンです。
柴山:みの編からブックライターを出したいというのもありましたが、そういう状況だと聞いていたので。
きむ姉がみの編に入って最初に会った時、初めからライティングの話ではなかったですよね? 最初に話したのは「コミュニティってどんな感じ?」みたいな。
木村:そうですね。本を売りたいと思って入ったわけじゃなくて、みの編はどういう子が多いのかなと興味があって入りました。
柴山:最初はそんな話でしたよね。でも、きむ姉ってすごい好奇心強いんでコミュニティデザインチームとかで活動していて、「あ、活動してる。すごい」と思いながら見ていました。そしたら、ある時ふと「本作るんだけどみの編でやれないかしら」って。
木村:ちょうど何人かの著者さんと進めている企画があったんですが、その中で20代と若いのは松永さんのみだったので、世代的にもみの編に一番合うんじゃないかなって。
柴山:そう、きむ姉の好奇心が強くなかったら、こんなことは起きていないです。すごく溶け込んでて、みの編で普通にメンバーとして活動してくれてたから、「一緒にやろう!」ってなっても誰も違和感を覚えない。
2人(木村さん、松永さん)のみの編での私利私欲のない活動に共感した人が多いから、ライティングやデザイン、PRといったあらゆる面で支えてくれる人がたくさん出てきたと思うんです。
メンバーの立ち回りを見守るという役割
柴山:私の役目は、きむ姉(木村さん)からお話がきて、それをみの編でできるかどうか可能性を探って、箕輪さんのOKを取ってGOを出すところまで。
あと、松永さんのお尻を叩くこと(笑)。みの編に入って、どうやってボードゲームのイベントを開いてもらうかとか。
松永:一時期は、週4くらいでボードゲームイベントを開催してましたね(笑)。
柴山:松永さんは、自分で神社チームや関東チーム、みの邸に行ってリーダーに話しかけて「どうしたらいいですか?」と聞きながら頑張ってましたね。
松永:それは昔からやってたことでもあったので。
柴山:いろいろな人にメッセして協力を募っていたというエピソードが本にもありますが、この人本当にやったんだなって、箕輪編集室内での活動を見てものすごく分かりましたね。
松永さんがみの編に浸透することは、本の発売時の皆さんの協力を得るのに重要だからその点はすごく気にして見ていましたね。
初めてのライティングだったけど、オールみの編だからできる気がした
松永:柴山さんは、初めてのブックライティングはどうでしたか?
柴山:大変でしたよ。まず、途中から参加したためインタビューに1回も同席していないですし。あと圧倒的に文字数が足りていなくて、倍以上にしなきゃいけないような状況でした。
でも、書き足す過程で私が変に書いてしまっていても、絶対きむ姉が直してくれると思ってたから安心感があった。ライティングもデザインも、みんなでやったのが良かったね。
木村:最初、デザインも一部だけお願いするつもりだったんです。それで、デザイナーの平岡さんにも「デザインだけ組んでもらえば、流し込みはこっちでします」って言ったところ、「全部やらせてください」となって。じゃあ、ここまできたらオールみの編でやろうと。
柴山:確かに。取材や書き起こしだけするという関わり方はオンラインサロンではよくあるんですよ。でも一部だけだと、あまり関わったという実感がない。その先で受け止めてくれる人もみの編メンバーっていうのはすごく大きいし、絶対なんとかなるって気がしたんですよ。
みんなすごい経験ができましたよね。佐樹はちょっと前まで普通の大学生でライティングの経験もなかったし、私もライターなんかやったことなかった。
木村:自分の強みなんて分からないですからね。
柴山:松永さんがきむ姉と一緒にみの編に入ってくれたことで、いろんな人の強みが分かったわけですよ。すごいですよね。
松永:チームだからこそ、みんなの強みを見つけることができたのかなぁ。
柴山:それを次に繋げてほしいなと思います。自分がもらったバトンはそこで終わらせちゃだめだし、次に繋げていかないといけない。みんなで売るところまで頑張りたいですね。
PRチームもいろいろと考えてくれているので、これからはそういう販促、PRを頑張る人たちにスポットが当たるといいですね。
『戦略と情熱で仕事をつくる』出版記念イベント!
著書『戦略と情熱で仕事をつくる』の出版を記念したイベントが、都内3会場で開催されることが決定しました! ボードゲームソムリエである松永さんがオススメするボードゲームを体験できるイベントもありますので、ぜひ一緒に楽しみましょう♩
8月5日(月)@BOOK LAB TOKYO
8月10日(土)@青山ブックセンター本店
8月22日(木)@代官山 蔦屋書店
(募集は近日開始します)
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取材:松永直樹、木村香代
書き起こし:星野浩子、梅村徹、古奈正貴、五十嵐寛弥、原田秀治、山崎奈央子
編集:氷上太郎、奥村佳奈子
撮影:池田実加
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