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安心感から創造性が生まれていく

こちらは6月5日に配信されたラジオ「未来の作家のカタチ」の第45回『オンラインサロンの次のカタチ』の書き起こしです。1週間限定で公開し、その後有料マガジン「Monday Minowa」内に移ります。

オンラインサロンの次の形

末吉:今回は、リアル書店のアップデートについて話していきます。佐渡島さんと新しい書店みたいなのをやってみようという話をされてますよね。それと先日、六本木の青山ブックセンターが閉店してしまいましたね。

箕輪:僕の本が一番売れるところだったからイタイね。おしゃれな本屋がなくなるってイタイんだよな。

末吉:箕輪さんは面白い書店を作るんじゃないかなって勝手に思っているんですが。

箕輪:僕はそういうセンスがないんだよね。空間インテリアセンスみたいな。

末吉:でも、面白い企画をやるとか。

箕輪:うん。地価が死ぬほど高いところに作ったら分からないけど、普通にトントンで経営できるでしょうね。箕輪編集室やコルクラボ、NewsPicksとかがやれば、イベントで儲かるから余裕だと思う。多分そういうフェーズになっていくんじゃないかな。イベントで集客ができるところは、書店やシェアオフィス的なスペースをもって、イベントで収益を稼ぐみたいな。

末吉:書店機能は一応あるぐらいの感じなんですね。普通にありえそうな話ですよね。

箕輪:ありえると思う。面倒くさいからやらないだけで。

末吉:労力が結構かかりますからね。これを実際にやるのはもうちょっと先って感じですか?

箕輪:打ち合わせさえできればいつでもスタートできるんだけど、忙しくてなかなかできない。ホリエモンもこの前言ってたんだけど、オンラインサロンの次の形は、WeWorkみたいなシェアオフィスじゃないかって。全国や全世界にみんなが集まれるリアルな場所を作っていくのはありだよね。

箕輪編集室は寅さん集団となる?!

末吉:各地域にある箕輪編集室の支部でリアルな場所があればいいなという話もされてますよね。

箕輪:地方の人は、同じようなモチベーションを持ってる人たちになかなか出会えないからね。そういう人たちがHIUや箕輪編集室、コルクラボで感度が高い人と繋がって地元で仲間を見つけることは、地域格差を埋める一つの方法のような気がする。その上、地域にそういう拠点みたいなのができると結構面白いよね。

末吉:確かにいろんなことが起こりそうな感じがしますね。

箕輪:拠点という話だと、究極僕は寅さんみたいになりたいの。寅さんを一回も見たことないから、全然違う話だったら教えてほしいんだけど、ふらってどこかに旅して恋してどうにかなるみたいな感じだよね?

末吉:まさにそうですね。

箕輪:でしょ!(笑) 俺がふらっと九州に行って財布を失くしても「財布失くした。長崎なう」ってツイートすれば誰か来てくれる。仙台や北海道、沖縄だろうが、「箕輪さん、美味しいもの食べてきなよ」って誰かしらハイボール持って来てくれると思う。超リアル寅さんじゃん。これって多くの人の夢でしょ。

末吉:すごいですね。

箕輪:でも、それが俺だけだと全然面白くないっていうか夢がないから、箕輪編集室の全員がそうなるといい。

末吉:みんながそういうふうに生きるってことですか?

箕輪:要は、箕輪編集室っていろんなところに仲間がいるから、どうにかして生きていけるわけですよ。なんか困った時に、ある種セーフティネットになるわけだよ。お金や時間、農作物、寝る場所とかそれぞれのメンバーが何かしらを持ってる。

多種多様な人間が全国にいると、日本のどこで何があっても誰かが助けてくれる。そういうのが理想だなって思ってる。だから、書店をどうのとかはエンターテイメントとして面白いけど、持続的なモデルは「寅さんモデル」だよね。

末吉:面白い。

箕輪:いいでしょ? すげぇ安心感半端なくない? 僕がなんでこう思ったかというと、安心・安全を確保するとコミュニティが自走するってことをすごい実感したから。

要は、別に頑張らなくても大丈夫だよって言われた瞬間、世の中の9割の人たちは積極性や自発性が生まれてくる。だから、箕輪編集室全員が寅さんモデルになると、そこから創造性が生まれるんじゃないかな。

危機感によって成り上がるフェーズはあるけど、その次は迫られた状況じゃなくなった時にクリエイティブが生まれる。箕輪編集室はそれができればいいよね。それこそHIUとかコルクラボと同盟国みたいになったら本当にセーフティネットとなる。

末吉:マジで実現しそうですね。

箕輪:できるんじゃないかな。要は、会社が潰れることはあるけど、オンラインサロンはお金を払うメンバーがいる限りなくならないよね。例えば、僕が毎月全部お金を使っちゃっても絶対に潰れないじゃん。俺の肝臓が潰れる方が先だよ(笑)。

末吉:セーフティネットのようになるのはいつぐらいでしょうか?

箕輪:2年以内になるんじゃないかな。1000人規模のオンラインサロンが5個くらいできるとなると思う。

末吉:それが重なっていって。

箕輪:多分、劇的に世の中が変わるよ。キャズムを超えると早いから。それこそビットコインのように何か事件が起これば、毎日ネットニュースになるよ。「オンラインサロンでこんな事件が起きました。オンラインサロンはひどいものですね」みたいな。

それが完全にキャズムを超えて大衆化するってことだから。それで、いろんな悪評とかが出ておばさんが話題にする。でも、徐々に落ち着き始めると普通の人が所属するようなものになるよ。一般化して定着化する。間違いなくそうなるよ。一種のセーフティネットというか会社と家庭以外のもう一つのコミュニティに自然となると思う。

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テキスト 片岡美紀
編集 橘田佐樹
写真 川崎聡美

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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/
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