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進路に悩んだら立てるべき3つの問い

4月21日、長崎大学にて『超現代版「生き方・働き方」変化の時代を生き抜く人々へ』と題した講演会が開催されました。

*前回の記事はこちら

自分の価値基準を明確にする

質問者:ジャンルが全く違う二つの事が好きで、大学の学部を迷っています。どうしたらいいですか?

箕輪:それは選ぶしかないよね、学部だからね(笑)。何学部と何学部?

質問者:工学系と医学系。

箕輪:選ぶしかないから悩ましいよね。でもそこで全てが決まる訳じゃないから、まず選ぶっていう形で選んじゃえば?どっちにする?(笑)

会場:(笑)

箕輪:まぁどっちを選んでも、後悔するってことはないと思うけどね。やっぱり優先順位つけることじゃない?こっちに行きたい理由を3個くらいあげて、もう一方に行きたい理由も3個くらいあげて、それで選ぶ。

そういう風に悩んだら何をすべきかって言うと、俺が就活のときやったのは、3つの質問。①自分はどんな人間で、②何をやりたくて、③何故その会社かって言うのをひたすら考えてた。そうすると、枝葉のようにいっぱい出てくるんだけど、ひたすら考えてた。

自分がどんな人間かって言うのはいっぱい出てくるじゃん。こういうのが好きとか、こういうのが得意とか。何がやりたいって言うのも、いっぱい出てくるんだけど、そういうのを出していって、優先順位を決めるしかないよね。

俺の場合、どんな人間でって言うのは、インドで一人旅していた時に、本当に監禁されたり盗難されたりするの。狭い部屋に5、6時間くらい押し込められて、宝石買えとか言われるの。宝石マジいらねぇって思って、いや買わないって言うのをずっとやって、本当に死ぬって思った。でもよく見たら(相手が)細くてガイコツみたいにガリガリの奴だったから、俺普通に勝てるんじゃない?って思って、バーンって押したら、「I'm sorry!」って言われて、なんだったんだこの時間!意外と勇気一つで解決!ってなった。

でもそうは言っても、足はガクガク震えていて、周りの人が全員嘘つきに見えたんだけど、その瞬間ネットカフェを探して、インターネットにアクセスして、当時流行っていたmixiの日記にすぐに書いた。それでみんなからコメントをもらって、やばい!面白い!って言うのをあげまくってた。

自分がどんな人間かって(自分自身に)質問すると、あそこだ!俺ってそういう人間だ!って分かる。要は、あそこで正義感が強い奴だと、こんな国はおかしい、俺は日本をこういう国にしたくないから警察官や裁判官になって、ちゃんとルールを整備しようとか色々あると思う。

でも俺はその瞬間、超やばいけど絶対これ書き込んだらバズるね!みたいに思ってたから、だからそういう人間で。正しいとか間違っているとかじゃなくて、とにかく楽しいっていうのが、自分の中で一番大切なことなんだって思って。

警察官で手錠を外しちゃって犯人逃して、そっちの方が面白いと思ったんですよねとか思っちゃダメじゃん。でも出版とかテレビとかって、一種アウトなことでも、こっちの方が面白いと思ったんですっていうのが、なんか正義なんだよね。だからそれは俺の人間性と合っているっていうことなの。

だからまずは自分が何を価値基準としているかを突き詰める。それからさっき言ったように、自分がどんな人間で、何がやりたくて、何故のその学部または仕事かを考える。俺だったら面白いことが大事っていう人間だから、世の中にとって何の意味がなくても面白いってことをやりたい。

だからその当時なら出版とかテレビとか、面白いってことが正義になる仕事したいって繋げていった。だからそういうことだな。学生だからそれなりに考える時間があったり、考えるのが大事な時期だと思うから、むしろ悩むっていうことが、すごい自分を内省するいい時期だから。

工学部行っても、将来、工学部いかなかった方がよかったって思うことなんてないし、むしろもしそうなったら、そうなったことを正解にする生き方をすればいいから、そこの選択に重大なリスクがあるわけじゃない。むしろこれをいい機会だと考えて、自分がどんな人間か考えるのがいいんじゃないかな。

質問者:ありがとうございます。

常に起点は「今この瞬間」

質問者:仕事が恐ろしくつまらないです。どうしたらいいですか?

箕輪:辞めちまえ!(笑)

会場:(笑)

箕輪:恐ろしくつまらないなら辞めた方がいいと思うよ。仕事なんてむちゃくちゃあるからね。2つあって、恐ろしくつまらないから辞めるっていうのと、恐ろしくつまらないことを楽しくする努力をするっていうのがあるけど年齢にもよる。

自分がどんな人間で、何がやりたくて、何故その仕事なのかっていうのを就職しちゃったあとだけど考えて。これ一種難しいのが、仕事が3年4年5年して、楽しいって思い始める、悪くないなって思い始めるのがよくないのかもしれないよ。

ただ慣れて、ポジションができて、ルーティンで回る様になってるだけかもしれない。ちょっと頑張って耐えたら悪くなくなるよっていうのは、大人はそういうことをやるんだけど、今からの時代はちょっとナンセンスだよね。本当に能動的に正しいならいいけど、別に思い込ませる必要はないよね。だから辞めちゃいな!

まだ全然時間あるし。人間って、25歳だったら25歳で今更遅いって思うし、30歳ならもう30歳なのにって思うんだけど、今この時点が全てのスタートラインだから、今の気持ちに素直になればいいよ。そんな悩む必要はなくて、純粋に自分が何をやりたいかもう一回考えて、辞めるっていうのがよかったらスパッて辞めちゃうのがいいと思うよ。

質問者:ありがとうございます。

(次回に続きます)

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テキスト Madoka Mieda
編集 篠原舞
バナーデザイン 山口ともみ


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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/

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地方巡礼
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