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信用と想いを持っている人に資金が集まる

こちらは6月12日に配信されたラジオ「未来の作家のカタチ」の第46回『お金はシェアする時代』の書き起こしです。1週間限定で公開し、その後有料マガジン「Monday Minowa」内に移ります。

共感からお金が集まる

末吉:投稿したnoteに10万円以上のサポートが入ったらしいですね。

箕輪:ノリでしょ、ノリ(笑)。支援してくれた人が何十人もいるわけでなく、5人だから。上限があるから、何回かに分けて支援してくれた人もいるし。

末吉:今後の方向性について書いたnoteでしたっけ?

箕輪:うん。佐渡島さんが流れを作ったんだよね。「賛同したから出資金入れといた」みたいな。出資金っていうワードが良かったんだろうね。人がこういうことをやるっていう所信表明みたいなものに「足しにしてくれ」って出資する。

末吉:あの流れが面白いなって思って。

箕輪:polcaもそうだけど、グルグル(お金が)回るようになるからお金もシェアするようになると思う。polcaとかによってクルクル回るようになって、今ここにある100円がどっちの100円でもあるみたいな。

俺が足りなかったらもらうし、いらなかったらあげるっていうふうに回り続けるものになる。でも、西野亮廣さんやホリエモン、俺とかはすぐに集まるけど、普通の人がお金を集めようと思ったらまずは与え続けていないとだよね。

箕輪編集室メンバーの前田塁さんは、polcaおじさんと名乗って誰かが立ち上げたpolcaに支援するって言ってた。最初聞いた時は「戦略的じゃないし、上手くいかない」って思ったけど、「あ、それあるわ」って感じた。支援してもらった人は、次は逆に支援してくれた人に与えるようになる。今度、前田さん自身が呼びかけたら絶対集まるよね。

末吉:確かに。(お金をもらった人は)自分の中に残っていますよね。あの人にもらったなみたいな。

どんな形で価値を貯めていくか

箕輪:投げ銭みたいな仕組みがもっと流動的になっていくと思う。polcaも結局自分の口座に入れないといけないじゃん。それがめんどくさい。

けど、レターポットのように換金なんてしなくてもクルクル回っているという完結できる世界ができれば、ますますお金持ちっていう概念がなくなるんじゃないかな。

物量の違いはあるだろうけど、貯金はマジで意味なくなるだろうね。貯めてることによって価値的にお金が腐るっていうか。

末吉:貯めてるだけだと、あんまり価値を生みださないですよね。

箕輪:普段与えている人がほしいって言ったらすぐ集まるようになるって肌感覚として、多分若い人は持てるようになる。だから、貯金してる奴のリスクは半端ないよね。

要は、円の価値が下がったら終わり。でも、お金をツールとして利用して信用を蓄えている人は、関係ないからね。お金が下落しようが何しようが。

末吉:なるほど。

箕輪:評価経済や信用経済ってあるけど、お金を出したいと思える人になるのは大事。何者でもない人は、まず与える人になるべきだよね。

末吉:そうしていると自分の必要な時にくると。

箕輪:戻ってくるだろうね。

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テキスト 壁井裕貴
編集 橘田佐樹

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