IMG_4592のコピー

絶縁するほどの覚悟を持たなければ、関係は築けない

こちらは5月29日に配信されたラジオ「未来の作家のカタチ」の第44回『丸裸になって、絶縁する覚悟を持て』の書き起こしです。1週間限定で公開し、その後有料マガジン「Monday Minowa」内に移ります。

本質的なことを言える強さ

末吉:今回は見城社長について。

箕輪:よし、来い!

末吉:箕輪編集室で「スナック徹」というイベントがありましたよね。

箕輪:地獄沙汰でしたね(笑)。3人ぐらい泣いたみたいな。

末吉:え、リアルに泣いたんですか?

箕輪:泣いてた。見城さんは言っちゃいけないことを言うからね。誰かがうっすら感じていることを50倍ぐらいの圧で言う(笑)。

末吉:初めて会った人にですよね?

箕輪:もちろん。

末吉:マジですごいですね。言える範囲でいいんですけど、どういうことを言ったんですか?

箕輪:人が傷つくから言えない。要は、本当のことを言っちゃうんだよ。僕だと30分ぐらいかけて悟らせようとすることを、一言で「お前そんなの何者でもないよ! 詐欺だよ!」とか言っちゃうってこと。「こういうビジネスやってます」って言ったら「誰も買わないよ!」とか。

なんで泣いたかっていうと、きっと本人も自分がやっていることに対して何かしら気づいているんだよ。周りにいる全員が気づいているけど、本人が一生懸命だから言えないことって世の中多いじゃん。コンサルでも、30分ぐらいかけて「これって本質的じゃないですよね」って言うことがある。そうすると、本人は緩やかに納得する。

けど、見城さんは「これ誰が買うの? だからダメなんだよ!」とか「お前いろんなことしすぎなんだよ! それじゃあ、何者にもなれないんだよ!」って言う。要はさ、そういう親父っているよね(笑)。

末吉:そのオチですか(笑)。

箕輪:本質的なことを言う。

末吉:超本質的なことを言う親父?

箕輪:本質親父(笑)。

末吉:でも、ただ言ってるだけの親父もいるじゃないですか。そういう人たちとは全然違いますよね。

箕輪:見城さんは本気で向き合おうとしているからね。だからこそ驚くほど変わる人がいる。

末吉:見城社長と出会ったり、付き合うことによって変わっていくんですね。

箕輪:僕が「あの人は本当相手にしない方がいいですよ」って言っても、ガンガン言うの。それで、もしそいつが泣いたり狂ったりしても逃げなければ、人って変わっていくんだよね。

自分の利害損得のために「君はいいビジネスしてるね」って言う人に比べたら、1万倍誠実な人なんですよ。別に誠実であろうとしてるわけではなくて、思ったことを言わざるを得ないという病気なんだよ(笑)。

末吉:なるほど。箕輪さんも、そういうレベルでコミュニケーションできる人にはそういう付き合い方をしているんですか?

箕輪:そうだね。元々そういう人間だったけど、より見城さんから学んだというか染み付いていった感じはある。僕の1番の強みはそれだよね。誰に対しても思ったことを言っちゃうみたいな。

末吉:トップ層のすぐに理解する人たちにはガンガン言うんですね。

箕輪:うん、あの人たちは怒らないから。

枠を超えた関係性を築けるか

箕輪:僕のことを裏で悪口言ってる編集者は何十人もいるけど、出会うことはないんですよ。僕が業界飲みに行かないのもあるんだけど。でも、この前和牛マフィアでホリエモンの本を何冊か編集した人に会って。

その人がすごく酔ってて「箕輪さん!」って絡んできたの。「見城さんに気に入られているからだとかいろいろ言われてますよ」って言われて愕然とした。ん?  それ批判なの? みたいな。

末吉:確かによく分からないですね。

箕輪:スポーツも監督に気に入られると試合に出れるみたいなスタートでしょ。気に入られるって誰もができることではないんだから、それって一つの評価で、前提ですよねって感じになった。僕もすげぇ態度悪くて、生意気だなって思われたと思う。

後日、ホリエモンのロケットを見に行く時に、その人と飛行機が一緒になったの。斜め後ろの席にライターさんと一緒に座ってて、僕は家族といたの。そこで、行きの飛行機でゲラを直さないといけなかったから、キチガイの勢いで直して圧倒的な違いを見せつけた。

子どもが泣いているのに一切目もくれず、鬼のような勢いで直して。それに、咳が異常なくらい止まらなくて、死ぬんじゃないかってぐらいだった。

末吉:血吐いて死ぬみたいな。

箕輪:ゲホゲホ、静かにしなさい! みたいな感じ。箕輪さんってキチガイなぐらいいろんなものを抱えているんだって思っただろうね。

で、その人は前夜祭に呼ばれてなくて勝手に来てただけだった。ホリエモンは株主とか同志しか呼ばないから。ホリエモンが全部奢るわけだから編集者なんて呼ぶわけないじゃん。でも、ホリエモンは俺を編集者として見てないから招待してくれた。

結局何が言いたいかっていうと、関係性なのよ。丸裸で仕事しないと成り立たないって元々思ってたけど、見城さんから実感として学んだよね。絶縁するなら絶縁すればいいじゃんって。

末吉:それぐらいの覚悟で突っ込んでいくってことですね。

箕輪:関係が終わることを気にしない。関係っていうのは、絶縁する覚悟で向き合って初めてできるもんだって見城さんから学んだ。ホリエモンとの関係もそれなの。でも周りの人は、僕を見て「ゴマすりが上手いですね」とか言うの。

末吉:そんなレベルじゃないってことですね。

箕輪:ホリエモンや見城さんとかにゴマすって仲良くなれるわけないじゃん。

***

テキスト 壁井裕貴
編集 橘田佐樹
写真 壁井裕貴

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
34
『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。