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あなたは何者で、何をやりたいか。それだけを考えろ

6月9日、山口県下関市にて『自分をブランド化する生き方 #箕輪維新』と題した講演会が開催されました。読売テレビの西田二郎さんとともに登壇して、トークが始まります。

*前回の記事はこちら

自分を殺さず、ありのままを貫く

箕輪:世の中は1%の変革者と99%の従順な人で成り立ってる。99%の従順な人が無理に変革者になる必要はないけど、一つだけ認識してほしいことがあって。それは、その場所にとどまる必要はないということ。

ブロガーのイケダハヤトが言ってるのは「みんなは自分の能力を変えないと世の中や自分の人生は変わらないと思ってるけど、全部嘘。環境を変えるだけで全てがよくなる」ということ。だから、環境と思考だよね。

僕が言いたいのは、自分を変える必要なんてないということ。生まれたままの自分が一番強い。僕が会ってる超一流の人たちは、自分を殺さないで生きている人ばかり。エイベックスの松浦さん、見城徹さん、ホリエモンも自分のまんまで生きている。で、僕がそういう人たちに好かれるのは、僕も自分むき出しだから。

例えば、この前ホリエモンに沖縄へ呼ばれた時、すごい酔っぱらいながら短パンに裸足で行ったの。それで、泡盛飲みながら「ウェーイ! ホリエモーン!」って絡んだんですよ。多少は怒るかなと思ってたけど、ホリエモンは全く顔色を変えずに「お前何飲んでんの? 俺も箕輪と同じのちょうだい」って全然怒らなかった。

で、その1ヶ月後にNewsPicksが開催した晩餐会に呼ばれて。「え、マジ? 俺呼ばれんの?」と思って慌ててスーツを着て行ったんですよ。それで、ホリエモンは最初来てなかったんだけど、三次会から来たの。そしたら、僕を見た途端、ネクタイを引っ張って「てめえ、だせぇ格好してんじゃねえよ!」って。僕、初めてホリエモンに怒鳴られたの。

「え? 晩餐会ですよ。ドレスコード有りって招待状に書いてたじゃないですか」と言ったら、ホリエモンが「俺はドレスコードと書いてあった時点で行かねぇって返信したぞ。お前マジでそんなだせぇ男になんじゃねえよ」って。

ホリエモンかっこいい! と思った。僕は常識外れみたいに見えるけど、もっとヤバい奴はいる。要は、自分であり続けられるか戦争だから、自分を殺さないことが一番大事。

西田:そういう意味で言うと、学校では自分を殺すことを学んでますよね。

箕輪:全くそう。学校はこれがダメ、あれがダメって言われる。この前、佐渡島さんが「整列ってなんでしなきゃいけないんだろうね」みたいなこと言ってたの。息子の運動会に行った時、子どもが「整列」と言われても並ばなくて先生に怒られて、佐渡島さんはこう思ったらしいの。

「俺は整列した方がいいと思わなかった。どうしようって悩んじゃった。今までの時代は整列した方がいいけど、これからの時代は整列しない奴が勝つじゃん。だからこのまま学校に通わせていいのかなと思っちゃった」って。

僕も確かにそうだよなって思った。価値を生み出す人が今大きく変わりつつある。この50年は高度経済成長とかで、工場以外の就職はほとんどなかったんですよ。だから、学校は機械的な作業をする人を育てるためにあった。

だから、整列しなきゃいけない、時間通りに来なきゃいけない、同じ動きをしなきゃいけないと教えていた。でも、世の中が大きく変わって、同じ動きをしない奴が勝つようになった。だから、整列をしてる人ってやばいよね。自分をどう貫くかだから、何かを無理してやらないでいいんだよね。

考えこむな、とりあえず行動しろ

西田:そうは言っても、そもそもの自分ってなんやねんていう話ね。

箕輪:全くその通りで、これを言うと「そもそもやりたいことがない」「そもそも自分とは何か」って考えちゃう人がいる。

僕の本をよく読んでもらえば分かるけど、『多動力』『お金2.0』『日本再興戦略』『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.』とか全部言っていることは同じ。「あなたは何者で、何をやりたいか。それだけを考えろ」というメッセージだけなんだよ。でも、それは当たり前のことで、人生ってそれを考えるものだから。

西田:生きる理由なんて、分からないですからね。

箕輪:そう。自分が何をやりたいかだけを考えて、ありのままに振る舞うことが人生だから。

西田:それなのに、早い段階で人生を決めてしまい、自分を消耗しているというのがありますよね。

箕輪:とりあえずやることを決めてがむしゃらに頑張って、その後に方向転換するのはありだと思う。要は、何かをやらされていてはいけない。食うために働く必要がないという人類史上最もハッピーな時代に生まれたのに、その洗脳で生きていることはあまりにも愚かだと思う。

西田:これはいいこと聞けたんちゃうの?

箕輪:僕、宗教家のセンスあるよね。今布団売ったら、売れると思うよ。「自分が何者か分かるための布団だ」と言って。

会場:(笑)。

西田:そら、かぶって寝てみようか思うわな(笑)。

箕輪:でもね、嘘じゃない。本当にありのままで生きるのは大事だと思う。

まずはルールブレイカーになれ

進行:自分は何をやりたいかを考える機会はあまりないと思います。僕は高校生と関わる機会があるんですけど、「何したい?」と聞いても「何でもいいです」「分からない」とよく言われます。

箕輪:「分からない」というのは大事だと思う。僕だって天職に出会ったように見えるけど、双葉社の時はグダグダしてた。でも、大事なのは「これおかしくね?」というツッコミ精神だよね。最初はその意識を持つこと。そうすると、次から「じゃあこうしたらいいですよね」って提案できるようになる。

要は、最初は誰もがルールブレイカーで、その後にルールメーカーになる。だから、大事なのは「これ意味ないですよね?」という気持ちを持つことからだと思う。大人の目線で言えば、それはビジネスチャンスだからね。ビジネスは「え? なんでこれないんですか?」ということを起点にして生まれるから。

西田:ないものをあるものにするというね。お笑いの世界でいえば、ツッコミとボケがあります。ツッコミは「確かにおかしいですよね」と言って、次を作る。ボケは「おかしいものを作る」んです。

箕輪:イノベーターはそういうボケの人ですよね。

西田:「はぁ?」と思われるけど、成立させちゃうから周りは何も言えない。で、世の中に出た瞬間に、なんか他のものと違うよねって思わせる。

箕輪:僕も、今は論理じゃなくてボケを意識している。それこそ、水道橋博士との格闘技もボケ。だって、あれ意味が分からないじゃん。でも意味が分からないことにしか人は熱狂しない。

西田:理屈が合ってないものを、僕はすっごく素敵やなと思います。そんなに熱かぶせるのおかしないか! っていう方がいい。どこか破綻してても、魅力を感じて吸い付いちゃうから。

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テキスト 大原瞬 塩谷麻友

編集 大原瞬 橘田佐樹

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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/