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何かをブレずに成し遂げるには、まず猛烈に望め

6月3日北海道大学にて「北海道をアップデートせよ」と題した講演会が行われました。箕輪さんの地方を攻めるというツイートにすぐリプライを送り、箕輪さんを北海道に呼びたいという一心で企画を立ち上げ、仲間を集めた高橋陸人さん。その圧倒的行動力が今回の講演会を実現させました。

*前回の記事はこちら

自分がやりたいというベクトルを作れるか

質問者:私は田舎の卓球の指導者不足を解消したいのですが、それについてアドバイスをいただけますか?

箕輪:田舎で卓球はしないでしょ。そりゃ不足するよ。

会場:(笑)。

質問者:困っている人を助けたいと思ってビジネスを始めたんですが、箕輪さんは自分でやりたいことと人を助けたいって思ってやってることはどれくらいの割合ですか?

箕輪:100対0で自分がやりたいことだよ。これは人それぞれの考え方で、俺の方が少数派で極端なのかもしれないけど。基本自分の人生を生きているから。だいたい多くのトラブルは、良かれと思ってやったことが相手にとってありがた迷惑になった時に起こる。おい、良かれと思ってやっているのにって。自分が楽しくてやっている人が100人集まってたらすげぇ幸せなんだけど。

俺が高校生の時に友達の親のすごくいい別荘で、毎年夏休み2週間ぐらい遊んでたの。7人いて全員奇跡的にB型だった。釣りやる奴もいれば、漫画読む奴も、TV見る奴も、花火する奴もいて。いっさい何も強制しなくて、みんな好きなようにやってたら本当楽しかったの。

高3の夏になぜかA型の奴が入ってきて「今日何食べる?」みたいに仕切り始めて、すげぇ喧嘩になったの。楽しくやってんだからうるせぇよって。そいつは良かれと思って「皿洗い誰がやる?」とか言うんだけど「いいよ! 最終的にやるんだから。てめぇの仕切りをやめてくれよ」って喧嘩になったの。

人のためって思った瞬間その人のことなんて想像しきれないから、ギクシャクするの。卓球のことも、指導者がいなくて卓球やってる子が可哀想だからこの子のために指導者集めなきゃ! 喜ぶはずだ! とは考えない。あくまでこの子たちが卓球の指導者に恵まれて上手くなったら私がハッピーだからって自分のベクトルを確認するの。

自分が好きでやってるって落とし込まないといつか辛くなると思う。連れて来た指導者の話全然聞いてない、私こんなに苦労して指導者集めたのに。なんで私の苦労分かってくれないのよ! ってなるはずなの。でも、自分が好きでやってるって思ったらそんなムカつかない

思考と失敗をどれだけ繰り返せるか

質問者:箕輪さんは物事がクリエイティブかどうかをどんな視点で判断をしてますか? また、自分がクリエイティブだと思ったことを実行する時に気をつけていることだったり、こういうことをやっていけば実行力に繋がるっていうのを聞きたいです。

箕輪:なるほど。難しいなぁ。クリエイティブかどうかの判断をしているっていうよりも、それを猛烈にやりたいと思うかが大事。世の中こうなるからこうなるよねっていうビジネスモデルはある種コンサルティングの人が考えるプレゼン資料っていう感じがして。そういうものは結果的に実行力が伴わないんだよね。猛烈に自分がやりたいわけじゃないから。

AirbnbとかUberは最初投資家は誰も投資したくないって感じだった。なんで他人の車に人が乗るの? とか知らない人の家に泊まるとかあり得ないじゃんって言われてたんだけど、その創業者は、圧倒的に世の中はこうなるって信じてて。

例えばAirbnbだと「殺人犯の家に泊まったらどうするの? 殺人犯が泊まりにきたらどうするの?」って全員突っ込んでたの。でも、猛烈にこれからはシェアの時代で家だってシェアするって命がけで思っていた。レビュー機能で信頼を可視化しようとか色々機能をつけてサービスを進化させていって。

たまに犯罪が起こったり法律の壁がぶつかったりするけど、Airbnbで家をシェアする世の中がくるって思い描いていたから一個一個突破していったんだと思う。大事なのは、ビジネスモデルの完成形とか形がクリエイティブかどうかじゃなく、猛烈に自分が望めるかだと思うんだよね。

「これは絶対に必要だ。周りの人は使ってないとか知らねぇよ。いずれ使うようになる」って信じられる何かを思いつくかどうかじゃない。だから、難しいんだけどね。でも、そういうのって身近なことからだと思うんだよね。Airbnbだとなんで空いている家使わないんだろうってところから始まったんじゃないかな

今後弁護士とか医者みたいな資格とったらアガリみたいな仕事ほどやばい。何故かって言うと勉強したら資格は取れるから。当たり前だけど、六法全書を機械に叩き込めば弁護士以上に精度高いよ。人よりスピードが早くて、24時間対応っていうマシーンができていく。医者だって同じだと思う。

人間はその時代に何ができるかっていうと、医者マシーンや弁護士マシーンがどういう判断で動くかっていうルールを作ることだと思う。それこそ、AirbnbやUberは既存の法律ではどう判断するの? って分かんない時にルールをメイクする。

医者の技術的な手術とか処方箋を出すこととかは機械に取って代わる。けど、(これから医者ができるのは)そもそも人間にとって健康って何だろうとか身体の健康が全ての幸せに繋がるのだろうかとか、そもそもの医学っていうのを再定義することだよね。だから、そういうことをずっと考えていたらいつか見つかると思うんだよね。誰かにこう言われたとか関係なく、それを猛烈に求めているなら作っちゃえばいいんだよ。

別にそんなお金かからないと思う。Facebookグループとかオンラインサロンとかやっちゃえばいい話で。やってみて違うなって思ったらまた違うことをやればいい。頭で死ぬほど考えてとにかくやってみるっていうトライと失敗の数が多い奴ほど強いから。行動力を失わずにやりまくればいいと思うよ。頑張ってね。

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テキスト 壁井裕貴

編集 橘田佐樹

バナーデザイン 山口ともみ

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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/

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