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代替不可能な個人に人は熱狂する

4月21日、長崎大学にて『超現代版「生き方・働き方」変化の時代を生き抜く人々へ』と題した講演会が開催されました。

*前回の記事はこちら

判断基準は「自分の生き方ができているか」

質問者:見城さんが著書の中で、「京味(きょうあじ)に行けないような仕事しかできなくなったら辞めろ」ということを書かれてたんですが、箕輪さんの場合はどうですか?

箕輪:京味は一食数万円するんだけど、そこに行けるくらいの利益をあげてないようなパフォーマンスしか出せない仕事だったら、その仕事は向いてないってことだよね。それは、俺はすごいそう思う。

俺の場合、なんだろうな…。でも、俺ないんだよね、あんま。何か食べたいものとか、着たいものとか。何かのために仕事してるってわけじゃないから。

見城さんの世代って、店とか買い物とか、物理的なものだったと思うんだけど。俺の世代やもっと若い世代は、もっと感情面だとか生き方の話だと思う。

俺は言いたいこと言えなくなったらやめるね。それこそ 「Twitter で好き勝手しゃべってんじゃねえ」とか、「書店にサングラスかけていくんじゃねえ」とか言われたらやめる。

俺の生き方ができなくなったら仕事を辞めるってのは正しいかも。


成功者の共通点は“極端さ”

質問者:箕輪さんの想定外の面白さがどう培われたのか気になります。どんな環境で育ったんですか?

箕輪:急に質問のクオリティ高すぎだよ(笑)。

俺は、超都会で育った。小学校が赤坂小学校でTBSがあるとこだし、中学校が六本木の隣の駅だから、超大都会だよね。そういうコンプレックスはないのよ。

面白いもんで、世の中成功してる人、活躍してる人ってどっちかなんだよね。超欠落してコンプレックスを抱えてるか、もう全然何一つ不自由ないか。

『お金2.0』書いたメタップスの佐藤さんとかさ、『人生の勝算』を書いたSHOWROOMの前田さんとかは、圧倒的な貧乏で、両親を亡くしたりして、そこから這い上がろうとしてて。

落合陽一は俺の隣の小学校だった。落合さんの方が全然頭いい学校だったけど、俺と落合さんはおんなじような環境で育ってきた。だから、正直物怖じしないんだよね。

どっちかだと思うんだよね。活躍してる人を見てると中途半端な人はいなくて、すげぇ田舎とかすげぇ都会とか、すげぇ貧乏とかすげぇ金持ちとか。

俺はすごい金持ちではないけど、すごい都会で育って、ずっと褒められてきたから、自己肯定感は強いね。それはいいか悪いかはわからないけど、今の俺の性格にはなってる。


信用獲得を前提にした行動に、人は巻き込まれない

質問:行動することが大事なのはわかってるんですが、何から手をつけたらいいのかわかりません。将来は信用とお金を死ぬほど稼ぎたいと思ってるんですが、何をしたらいいと思いますか?

箕輪:「自分が本当にやりたいことをがむしゃらにやる」ってことですよ。
なんでもいいの。スライムを作るでもいいし。なんでもいいよ、ハイボールを飲むでも。

がむしゃらにやってたら何かがついてくるわけで。それを誰かに信用してほしいことを前提にしたものに、人は巻き込まれないんだよ。とにかく夢中で、そのことをやるってこと。

それで、周りが「就職した方がいいよ、お前何ずっと練り消し作ってんだよ、正気になれよ!」って。「うるせぇよ、バカ!俺、金とか関係ねえんだよ。スライム作るのが好きなんだよ」って言ってたら、気づいたらそいつにみんなが集まってくるかもしれないから。

インターネットが面白いのは、例えばスライムを作ってることを世界で100人しか支持する人がいなくても、その100人がスライムをYouTubeで発表したら、新たに興味を持って集まってくる人がいる。そういう人が新作を見たいってことになったら、月100万円儲かって、それをスライムは続けられるの。

それは今まではできなかったんだけど、インターネットがあることによって、ただただ好きでどうしようもない、商売にもならない偏愛的なものに興味ある人同士が出会えるようになった。だから今の時代は、本当に自分がやりたいことをやり続けるってことしかないよね。

俺、「お金は信用です」っていう言葉にちょっと語弊があるなって思ってて。CAMPFIREの家入さんって遅刻して、会議とか、こういうイベントとかも、全然来なかったりするわけよ。じゃあ、彼がそれによって信用を失ってるかっていったら、別に失ってなくて。「ああ、もうそういう人だよね」って、それでむしろまた人気が出たりするわけよ。

信用っていうよりも、その人らしさや人間臭さ、代替不可能なその人以外ではありえない感じっていうものだから。嘘つかないで、正直に何かに夢中になるっていうのが大事

だから、今の自分が何したらいいのかっていうと、俺の作ってる本は全部そればっかり結論に書いてあるんだけど、「自分が何者で、何をやりたいのかを徹底的に考えて、それをひたすらやる」ってことだよね。

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テキスト 吉崎唯
編集 篠原舞
バナーデザイン 山口ともみ

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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/

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