【日刊みの編NEWS】「コミュニティでアクティブに活動する」ことで得られるもの
おはようございます。箕輪編集室運営担当の三浦 俊平です。
3月1日(月)の日刊みの編NEWSをお届けします。
今月の頭にこの日刊みの編NEWSにて『箕輪編集室でできること』というタイトルのコラムを書きました。
箕輪編集室では2月に「初月無料キャンペーン」を実施していたこともあり、お試しで入会された方向けに「箕輪編集室の活用方法」をご紹介させていただきました。
コラムの中でも述べたのですが、箕輪編集室はサービスではなくコミュニティです。参加したからといって何かしらのサービスが自動的に提供されるわけではありません。
自分自身が主体的に「動く」ことで初めて効果を得ることができます。
そのため、前回のコラムでは「インプットに特化する場合」と「アクティブにアウトプットする場合」の2点について、それぞれの効能と活動のコツをお伝えしました。
【前回コラムより抜粋】
「なんとなく入った」というふわっとした状態で放置せず、最初に、「参加した目的」と「取るべき行動(スタンス)」をしっかり定めることをオススメします。
こちらの記事を参考にして初月無料期間を過ごした方からご感想などもいただきましたので、それなりにお役に立てたのかなと考えております。
そこで、今回はもう一歩話を進めて、「コミュニティでアクティブにアウトプットをし続けるとどういうことが起こるのか」ということについてお伝えしたいと思います。
事例1:ニトロくん
ニトロくんという子がみの編にいます。
彼は、みの編の活動を通じてデザイナーになりました。
デザインチームでは、初代(前田高志さん)、2代目(平岡和之さん)と、現場の一線級のデザイナーさんがリーダーを務めてこられたのですが、3代目のリーダーになったのは、みの編でデザイナーデビューした大学生のニトロくんでした。
ここ最近ですと、話題の雑誌『サウナランド』のチーフデザイナーとして活躍していましたので、彼のことをご存知の方も多いかと思います。
■リーダー就任記事
■リーダー卒業記事
彼の場合、みの編でのデザイナーとしての活動は、まったくの素人の状態からスタートしました。
コミュニティの中で手を動かし続けることでスキルをあげ、センスを磨き、周囲からの信頼を積み上げ、大きな仕事を任される人物へと成長していきました。
「みの編でアウトプットをやりきるとどういうことになるのか」を示すロールモデルとして、彼の活動の軌跡を追ってみるととても参考になると思います。
事例2:前田高志さん
続けてもう一人ご紹介しましょう。
前田高志さんというデザイナーさんがみの編にはいます。
彼は、箕輪編集室デザインチームの初代リーダーを務め、箕輪さんをして「前田さんのデザインがなければ、箕輪編集室はここまで大きくなっていない」と言わしめました。
■前田デザイン室1周年定例会レポートより
本当にこの場だけじゃなくて色んなところで言ってるんだけど、前田さんががいてくれたことで、箕輪編集室っていうブランディングができたと。「これがデザインの力だ」って本当に痛感して。
箕輪さんの言うとおり、前田さんは「みの編=カッコいいクリエイティブ」というブランドを築きあげた、みの編を語るときに欠かせない人物です。
そんな前田さんも、箕輪編集室でアクティブに活動し、たくさんのアウトプットをしてきました。「実際にどんな活動をしてきたのか」については前田さんの振り返りnoteを読んでみていただけるとお分かりになるかと思います。
↑この振り返りnoteは2018年7月に書かれたものなのですが、この中で前田さんは
将来『前田高史』という本が出版されるなら、間違いなく「箕輪編集室での1年」は大見出しだ。僕にとって人生の大きな転機になった。そして、今もまさにリアルナウ転機。箕輪編集室はいわば僕にとって第2の任天堂。デザインが好きでたまらない僕がおもいっきりフルスイングできる場所だ。
と語っています。
それからさらに2年半が経ち、2021年3月、前田さんは初めての著書『勝てるデザイン』を上梓されることになりました。(前田さん、おめでとうございます!)
前田さんの事例を通じて語りたいのは、「オンラインサロンでアクティブに動くと本を出版できるよ」ということではありません。ここには、もっと重要なポイントがあるんです。
コミュニティで活動することで得られること
先週末、2月26日(金)の19時に、『勝てるデザイン』のAmazon予約が開始になりました。
この際に起こったSNS上のムーブメントこそが、前田さんが「オンラインコミュニティでアクティブに動いたこと」の結果ではないかと私は感じたのです。
箕輪さんを筆頭に
箕輪編集室の公式アカウント
冒頭で紹介したニトロくん
前田さん主宰のコミュニティ「前田デザイン室」のメンバー
前田デザイン室がデザイン協力したコルクラボ本さんのアカウント
と、前田さんが所属している箕輪編集室、前田デザイン室にとどまらず、コミュニティ活動を通じて前田さんとつながった人たちが、今回の著書発売に反応し、「Amazonランキング1位奪取」の大きな原動力となりました。
これでおわかりですよね。
そう、コミュニティでアクティブに活動すると、「仲間がたくさんできて、応援してくれる人が増える」のです。
冒頭で取り上げた『箕輪編集室でできること』というコラムにもこんなことを書きました。
プロジェクトに参加することで得られるものは、コミットの度合いによって様々ですが、少なくとも「同じ方向を向いて走っている仲間」はたくさんできます。
仲間をたくさん作り、応援してくれる人を増やすことは、やりたいことに近づくための材料のひとつになると思います。
ニトロくんの事例からは「スキルやセンスを身につける」、「信頼を得て大役を射止める」といったケース。前田さんの事例からは「応援してくれる仲間が増える」ケースがそれぞれ読み取れるかと思います。
「現状を変えたい、将来何かを起こしたい」と考えている人にとっては、どちらの事例もとても参考になるのではないかと思います。
「何を目的としてコミュニティで活動をするのか」
今回の2つの事例を参考に、「ご自身のコミュニティでの過ごし方」と「その目的」について、いま一度考えてみていただけたら幸いです。
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テキスト/三浦 俊平
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