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オンラインサロンを作りたいなら「箕輪厚介」を徹底的にパクれ

こちらは、『死ぬこと以外かすり傷』300冊購入者の限定特典である対談記事です。今回対談したのは、起業家の岡本翔さんです。

*前回の記事はこちら

競合サロンを知り、差別化させる

箕輪:岡本さんが考えるサロンって、具体的にどういうイメージですか?

岡本:イメージとしては、火がつく前の人に火を灯すことをやりたいんですね。そのために、いろんな人の生き方とかを知ることが必要だと思っています。

そのために今やろうとしているのが、若手起業家の動画を配信して、自分の好きなこととか自分の人生のミッションを見つけるきっかけを作ることです。11月からYouTubeに上げてSNSに流していこうと思ってます。

それを見た人が、もっといろいろ頑張りたいって思った時の次のステップがサロンなのかなってすごく悩んでます。

箕輪:なるほど。イケてる起業家の動画を見せてモチベートさせて、盛り上がった人たちの受け皿としてサロンを作れればみたいなことか。

多分、イケハヤさんと正田さんの「脱社畜サロン」に近いですよね。あと、田端さんの「田端大学ブランド人学部」っていうクソダサい名前のサロンにも(笑)。

だから、イケハヤとか田端っていう強力コンテンツがあるサロンに入らないで、わざわざ岡本さんのところを選ぶ理由がないとダメですよね。

岡本:そうですね。

オンラインサロンがうまくいくかどうかは、カリスマ性のある人がいるか、格差があるか、そこにしっかりとプロジェクトがあるか。なおかつ、そのプロジェクトがしっかりとリアルな場に携われるとか、本気度があるものじゃないといけないっていうことですね。

箕輪:そう。同じようなことをやってると飽きちゃって終わると思うんだけど、プロジェクトがあると横の繋がりが生まれてコミュニティ化する。

その繋がりが楽しいから、飲み会1回分くらいのお金なら払ってここにいようってなるんだと思う。

オンラインサロン×バーというモデルは成功するか

箕輪:西野さんのサロンは1000円だからコンテンツだけでも事足りてるし、西野さんだからできるんだよね。だって、ゴールデンに出てたテレビのスターが、ちゃんと1人1人にコメント返すなんてすごい話ですよ。横展開のしようがないと思う。

西野さんがよく言う「認知じゃなくて人気がある」人が、本気でサロンにコミットすればいいかもしれないけど、具体的に教えることがないとキツいと思う。

やっぱり西野さんがビジネスパーソンとして優れているからみんな入るのであって、コンテンツだけでオンラインサロンやるのはなかなか難しいよね。

岡本:やっぱり個人の影響力が大事なんですね。

実は、(サロンと繋がる)具体的なアイデアが一個あるんです。自分の人生を生きてる人が、毎日代わる代わるゲストとして訪れるバーをやろうと思ってます。例えば、箕輪さんにその日店長として来てもらって、お店にはサロンに入っている会員しか来れない。

メリットは、箕輪さんと近い距離でお話できる。かつ、オンラインでもその話をリアルに聞けて、コメントを投稿できたりするっていうことをやりたいと思っています。

箕輪:確かにできなくはないと思う。例えば六本木のawabarでは、インフルエンサー的な人やそういう人たちに憧れている若い起業家がいっぱい来て、リアルな場所で毎晩飲んでる。

それを会員制にして、オンラインサロンとawabarを兼ねるみたいなのはできると思う。でも、そこで大事なのは岡本さんの人脈というかどんな人を呼んでこれるかっていうこと。

岡本さんが営業したり、自分がメディアに出たりして、起業家とかが周りに集まる人間になって、その場をプロデュースする力を持てれば、そのモデルは成功しますよね。

プラットフォーマーになれ!

岡本:もともとは誰もが何者でもないと思うんですけど、箕輪さんはどうやって何者かになったんですか?

箕輪:僕は、編集者として作った本をちゃんとヒットさせることを繰り返したからじゃないかな。だから、岡本さんも今やってる事業で「こいつはすげぇ」って思われるようになることがサロンへの近道な気がするな。

そうなれば、サロンをやってくれって(周りから)言われると思う。「もっと日常的にコミュニティとして参加したい」って。

僕は、本当に忙しすぎて「アシスタント募集」ってツイートしたら、めっちゃ希望者がいたからこれはサロンにした方がいいなって思って作ったんですよ。

だから、必然的な理由とかがないなら、オンラインサロンで解決する問題じゃないかもしれませんね。

西野さんが「オンラインサロンの主催者はネタ切れで終わる」ってよく言ってるように、コンテンツってそんなにないんだけど、西野さんやホリエモンは次から次へと新しいことをやりまくるから、コンテンツが枯渇しないんですよ。

けど、僕の場合は少し違う。

僕が次から次へと新しいことをやるっていうより、僕は単なるプラットフォーマーだから、いろんな人を材料として持ってきて、いろんなプロジェクトをいっぱい走らせるみたいな感じなんですよね。僕がネタ切れしないのはそういうこと。

だから、普通の人がサロンのオーナーになるにはプラットフォーマーになること。

岡本さんが、これから世に出て行きたい若い起業家と出資者のプラットフォーマーになれば、それをサロン化するのは容易ですよ。だから、今やってることで実績を作ればいくらでもやりようがある。

つまり、岡本さんの認知を上げて実績も上げて、お金を払ってコミュニティに参加したいと思わせられるかどうかってことかな。

岡本:最後に1個お聞きしたいんですけど、僕が将来的にやりたいことの1つに親の教育があるんです。でも、23歳の僕が親を教育するって言っても、おそらく誰も見向きしないと思うんです。

箕輪:当たり前だよね。でも、人ってそれほど自分を見てない。

僕なんて人間としてクズなのに、単純に編集者として「すごい!」って言われるようになっただけで、この人は素晴らしいって思われるわけ。

秋元さんが「『あの』が付く人間になれ」ってよく言うの。「あの編集者の箕輪」みたいな。そうなるといくらでも、人は話を聞いてくれたり、いろんなジャンルの人が手伝ってくれたりするよ。

だから、本当にやりたいことをやるためには、何かのジャンルでトップになるっていうのが一番早い。

岡本:ありがとうございます。自分のやるべきことが見えてきた気がします!


*** Special Thanks ***

折戸 昇(おりとさん)
渡部 真悟(しんごちゃん)
前田 将宏(まさ)
佐々木 瞭(りょうさん)
桑原 広徳(くわはらさん)

おかしょーの個人クラウドファンティングに協力してくださった皆さん本当にありがとうございます!
今回の企画は皆さんのお陰でなし得たものです!この恩は僕のこれからの活動でしっかりと返させてください!本当にいつもありがとうございます!
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テキスト 湯田美穂 山内富美子 北村有 古口雄大 林加代子 氷上太郎
編集 國友克弥 橘田佐樹
写真 泉光太郎 遠藤稔大

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